今日の地元紙・北國新聞を読むと、あの食パンマンが…。


はじかみ神主のぶろぐ


じゃなかった、「食パン電車」が春のダイヤ改正で引退し、今日がラストランなのだとか。


はじかみ神主のぶろぐ


以下に北國新聞の記事を転写しますね。


JR北陸線で普通列車として活躍し、見た目から「食パン列車」とも呼ばれた419系車両が、11日の運行を最後に引退する。同じ日にラストランを迎える金沢―大阪間の特急「雷鳥」のような引退セレモニーは予定されていないが、熱心な鉄道ファンらは、25年以上にわたって通勤通学の足として県民を支えた車両との別れを惜しんでいる。


419系は1968~72年にかけて製造され、寝台特急や特急「雷鳥」などとして運用された車両「583系」が元になっている。当時の国鉄が普通列車用に改造して誕生し、北陸線で85年に運用が始まっている。車内には、ベッドの一部が残るなど寝台特急時代の名残が今も見られる。


北陸線では、昨年から521系新型普通車両の導入を進めている。12日のダイヤ改正で新たに40両が追加されることになり、419系は引退が決まった。


10日の金沢駅では、鉄道ファンらが熱心に写真を撮影する姿がみられた。千葉県市川市から駆けつけた会社員長沢聡さん(35)は「雷鳥のような華やかさはないが、国鉄時代を感じさせる独特の味がある」と話した。


特急「雷鳥」のラストランの11日、混雑が予想されるJR金沢駅では、JR西日本金沢支社が雷鳥の出発、到着に合わせて延べ90人態勢で事故防止の警備に当たる。金沢東署も、それぞれの時間帯に約30人が巡回する。


昨年3月の寝台特急「北陸」と急行「能登」のラストランでは約1500人が集まっており、同支社は雷鳥の引退では同等の混雑を想定する。大阪行きの出発時は40人、金沢行きの到着時は50人がホームでファンらに脚立や三脚の使用禁止や転落注意を呼び掛ける。県内では松任、美川、小松の各駅の沿線、小松、加賀温泉の両駅でも警戒に当たる。


JR西日本金沢支社によると、現在419系が運用されているのは敦賀―直江津間の北陸線。39両が主に3両編成で、一日当たり上下線合わせて約50本が走っている。


金沢発大阪行きの雷鳥8号は午前6時43分に3番ホームに入り、同7時10分に出発。大阪発金沢行きの雷鳥33号は午後8時4分に7番ホームに到着の予定。出発前、到着後にはそれぞれセレモニーを行う。


とのことです。それで、ワシの昨年7月13日のブログをリニューアルして、もう一度載せますね…。


森本駅から電車に乗って金沢駅へ着くと、5番線に、見慣れぬ新型電車が入ってきました。


15:00分初の、金沢発福井県の敦賀行きの普通列車です。隠れ鉄オタのワシとしては、これを見逃すわけには参りません。


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JR西日本の交直流近郊形電車の521系電車です。


平成22年3月13日のJRのダイヤ改正に伴い、福井-金沢間に521系車両の普通列車が運行することになり、石川県内を運行する普通列車としては、実に47年ぶりの新車両です。ていうか、いかに北陸線をバカにしていたかがわかります。


521系電車は、北陸線・敦賀-長浜間などの直流化に伴い福井-米原間と、湖西線・福井-近江今津間に登場しました。その後、小浜線にも昨年1年間だけ運行され、現在は福井駅以西で運行しています。


金沢駅までの普通車両が昭和37~40年に製造、修繕などをしたオンボロ電車で運行してきましたが、老朽化が激しいため最も古い車両24両について新車両20両に入れ替えたのです。


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座席は、2人掛け×5列の転換クロスシートが配置され、妻面窓からの車内確認をしやすくする目的で、ロングシートも設置されています。


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運転席です。やはり新型車はいいですよね!。


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車端部には、車イス対応の洋式トイレも完備されております。


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運賃のディスプレイです。今は金沢~敦賀間だけですが、これを見ると、平成23年春の改正で運行範囲は、富山~米原・近江今津になるものと思われます。


おそらく、3年後の北陸新幹線開業を見据えて、第3セクターによるワンマン運転に切り替えるものと思われます。


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新型521系の右隣りは419系で、通称「食パン電車」と呼ばれています。旧国鉄時代に、581系・583系寝台特急形電車の改造により製造した電車です。形が食パンの形に似ているので、この愛称があります。


東北や北陸、九州で運行されていましたが、他では廃止となり、唯一北陸だけに残っていたのです。音がうるさく乗り心地も悪い電車で、よくも今までこんなオンボロを走らせていたもんや!。


でも、この419系食パン電車も平成23年3月11日で引退し、後続にこの521系新型電車に入れ替わるのです。


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現在北陸本線で普通列車として使われている、国鉄カラーの475系(左)と419系(右)です。


多分今回の521系への置き換えは、乗降性の悪い419系や475系の置き換えがメインで415系800番台は今回は対象外でしょう


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413系(左)と415系800番台(右)です。


413系と475系は低いホームがある富山以北の運転がメインになるものと思われます


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単線の七尾線で主に走っている415系です。七尾線での521系新型電車の運転は、おそらくないでしょうね。


この415系800番台は、コイルバネル台車なので、無茶苦茶乗り心地が悪いのです。


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でもやっぱり、新型電車はいいですよね。


北陸線にも、やっと春が来たって感じです!。


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このLED式表示器がいいです。


大都会で、通勤電車の内外装にLEDが付いてるのは当たり前に目にしますけど、ついに北陸線でも見ることが出来て感激です。車内に液晶ディスプレイがあれば更にいいのですがね。


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この距離からも、新型電車を、うっとり眺めておりました。


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今度は3番線に、新型特級電車が入って来たではあ~りませんか。


JR西日本683系400番台・特級「サンダーバード」です。平成21年6月に導入されたばかりの電車です。


これは、金沢15:15分発・大阪行のサンダーバード32号です。


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ですが、半世紀近く大阪と北陸方面を結んだJR西日本の特急「雷鳥」の愛称が平成23年春、ダイヤ改正とともに消えるのです。


1日1往復(金沢~大阪)している旧型車両が新型車両に変わり、名前も「サンダーバード」に統一されるためで、ファンからは惜しむ声が上がっています。


「雷鳥」は立山連峰や白山に生息する、特別天然記念物のライチョウから名付けられた特急で、昭和39年12月に大阪~富山間で運行が開始され、往時は1日19往復でした。


平成9年には新型車両の「サンダーバード」が登場し、「雷鳥」は今年3月から1日1往復となり、「サンダーバード」は4往復増えて22往復になりました。


これは、現在1日1往復だけ運行されている国鉄カラーの「雷鳥」(上り雷鳥8号・下り雷鳥33号)の485系です。活躍した頃は「スーパー雷鳥」の名で親しまれ、パノラマ型が人気を博しました。


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昨年の「寝台特急北陸」と「急行能登」に続いて、「雷鳥」や「食パン列車」が消えゆくのは、少しさびしい気持ちです。


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